【101.5Kg】 「ワルキューレ」を観にいきました♪

三連休の最初の日だった3月20日(金)は、封切映画の「ワルキューレ」を観にいきました。

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昼頃まで自宅でのんびりとしていたので、観にいったのは午後の時間帯となりましたが、TOHOシネマズ川崎の座席は結構埋まっておりました。やっぱり、トム・クルーズの主演作品なだけありますね。

さて、この映画ですが、ドイツ第三帝国の独裁者、アドルフ・ヒトラーの暗殺計画と、その挫折を描いた作品です。
この「ワルキューレ作戦」は史実なので、ヒトラーがドイツの敗戦時に自殺するまで生き延びていることを歴史として知っている現代の我々には「計画失敗」の結果は既知のことです。でも、この映画を観ながら、クマは結構手に汗を握るシーンが多かったんです。「成功してほしい!成功させてやりたい!」と、叶わぬことながらも、思いつつ、終始作品を見守るような約2時間でした。

ヒトラー暗殺計画については、小学生のときに手塚治虫さんの「アドルフに告ぐ」という漫画で読んで、そういう事実があったことを知りました。漫画の主人公のアドルフ・カウフマンというSS将校が、暗殺計画に名を連ねた末端将校を締め上げるシーンが鮮烈に思い出されます。確かAHSとかいう将校養成学校の同級生だったと思うけど、その元同級生を拷問にかけて「フリッツ君、残念だが、君は次の同窓会に出られそうにないな」と冷たく言い放つシーン・・・。漫画を今、手元に持っていないのに、これだけ鮮明に覚えていることからも、クマにとって、このエピソードが印象深かったことが伺えますねぇ。そういう経緯もあったので、この「ワルキューレ」だけは、ぜひとも観なければ!と、思っていたんです。

作品を鑑賞していく中で「なぜ、ドイツ人同士なのに、英会話なの?」などという瑣末な(?)ことを気にしていたら、もうこの作品を楽しむことなんておぼつかないです。だから、そういうことは気にしないで、ストーリーにのめりこんでいくようにご覧になったら宜しいかと思います。

さっきも書きましたが、この作戦、結果は失敗に終わり、関係者はことごとく処刑、粛清されたという「歴史的事実」は覆りません。角川映画のような奇妙奇天烈なサプライズはないんです。つまり、結末はすでに決まっているのです。それでも、プロセスを観ていくなかで、多くの感動や、憤り、切なさに出会うことができる・・・・・、そんな、秀逸な作品に出来上がっていると思います。
トム・クルーズ演じるシュタウフェンベルク大佐がヒトラー暗殺のために仕掛けた書類カバンを、足元が邪魔だと奥側に押し込んだヒトラーの副官が出てくるシーンでは「ちっ、余計なことをしやがって・・・」と、思わず腹を立ててしまったり、いざ爆破が完了した後も、保身に躊躇して、なかなか決断に踏み切らない国内予備軍副司令官フリードリヒ・オルブリヒト将軍の態度にも「ふざけんな!」と思ったり、クマは結構ヒートしながら観ていました(苦笑)。

でも、不謹慎かも知れないけど、日本でいう「忠臣蔵」や「226事件」のように、「死の美学」「滅びの美学」というものが、この作品の根底にもあるんだと思います。「チェ・ゲバラ」の作品も、ある意味そういう面があったような気がします。こんなに頑張ったのに駄目だった・・・・・、という、そういうところに切なさを感じ、それが映画としての感動を生むことにつながっているような気がするんです。実際、この作戦が成功したら、新政権は連合国軍と停戦しただろうし、ユダヤ人の虐殺も停止することができたであろうことを考えると「死の美学」などという観点での考えは、やっぱり余りに不謹慎すぎますが、それでも映画作品としては、そういう側面もあると思うんです。

映画には出てこなかったシーンですが、事件鎮圧後に、簡易の軍事裁判にかけられたシュタウフェンベルクは「全ての責任は自分にあり、自分以外は軍人として職務に従ったに過ぎない」と主張し、他の者の処刑を取りやめるよう求めたそうです。潔すぎます。また、映画の中で、銃殺の順番がシュタウフェンベルクに回ってきたとき、副官であるヴェルナー・フォン・ヘフテン中尉が、シュタウフェンベルクを庇うように銃弾の雨に向かって身を投げ出して撃ち殺されるシーンがありますが、これ、紛れもない実話なんだそうです。映画を観ながら「いくらなんでも美化しすぎだろう?興ざめだなぁ」などと思っていたヘタレのクマですが、家に帰ってネットで調べたら、事実、ヘフテンはそういう最後を遂げたんだそうです。本当に、脱帽・・・・・・・・・・・、まいった・・・・、っていうか、男が男に惚れた?・・・・くらいの衝撃が、クマの心を支配したかも・・・です。シュタウフェンベルクもヘフテンも、ともにドイツのストリートにその名をとどめているとのこと。ドイツ国民にも、その功績が認められているということに、ほっと胸をなでおろすクマ公でありました。ちなみに2人とも、ネットで見る限り、かなりのイケメンです。トム・クルーズ、ミスキャストじゃないです。

この映画、心して観れば、得られるものはたくさんあると思います。お勧めです。

・・・・・それにしても、ヒトラーは悪運が強いんだなぁ、って、つくづく思いました。この「ワルキューレ作戦」のみならず、数十回の暗殺計画も、全部乗り越えて、結局、自分の命を自分で断つまで、だれにも手出しさせなかったんですから、悪魔に魅入られて、時代と寝た男・・・・だったのかもしれませんね。そんな気がします。



【INPUT】(食事)

 ・朝食(08:00) 自宅で
            ・カマンベールチーズ 1個

 ・昼食(13:00) 川崎の映画館と同じビルのラーメン屋(割りチケで)
            ・しょうゆらーめん

 ・間食(15:00) 映画館で
            ・コカコーラ・ゼロ
            ・うまか棒 めんたいこ味、サラミ味
            ・チョコレート 少々

 ・夕食(20:00) 蒲田のサイゼリアで
            ・シーフードグラタン

            食後、小説「真田太平記」を読みながら、
            ドリンクバーのカフェ・ラテ 3杯




【OUTPUT】(運動)

 ・腰回し運動 左右 各 5分

 ・空手型(各2回)
   ・平安Ⅲ
   ・三戦

 ・空手基本稽古
   ・正拳中段突き 50本
   ・正拳顎打ち  50本
   ・下突き    50本
   ・前蹴上げ  50本
   ・下段前蹴り  50本
   ・下段回し蹴り 50本
   ・膝蹴り    50本

 ・シャドウ4挙動   10本
 (左突き・右蹴り、右左突き・右蹴り、左右左下突き・右蹴り、左右突き・左蹴り)

 ・踏み台昇降 右から50回、左から50回

 ・池上方面ウォーキング  60分




【 3月20日:101.5Kg(体脂肪率:31.6%) 】






この記事へのコメント

rose_chocolat
2009年03月22日 07:21
はじめまして。TBありがとうございます。
>ヴェルナー・フォン・ヘフテン中尉
実話なんですね。あの場面はよかったです。
2009年03月22日 12:25
rose_chocolatさん♪
コメントを戴きましてありがとうございます。 
この作品、敗北と挫折をテーマとした作品にも関わらず、なぜか勇気付けられる部分があります。人間に絶望しそうになったら、ぜひもう一度観たい作品です。良い場面、たくさんありましたね。
2009年03月22日 23:11
観に行きましたか!
歴史上のお話とはいえ、とてもハラハラドキドキのサスペンスタッチの作品でしたね。
映画で歴史を知ることって、手っ取り早いですけど、この作品のように忠実なものであって欲しいですね。この間の「チェ」2部作然り。
エンタメ性はあまりいらないのかなと。
こちらからもTBさせてくださいね。
2009年03月22日 23:24
マミさん♪
本当に、サスペンスタッチ!結果がわかっているのに「成功してくれ!」と、祈るような気持ちで観てしまった作品です。
歴史ものは、史実に忠実でさえあってくれたら、もう、それだけでエンタメ性あり!と云えますよね。映画は芸術だから、多少の脚色はあってもいいですが、芯の部分は史実に忠実であって欲しいです。この作品は、その点でとっても秀逸だったとおもうんです。
mrsピッキー
2009年03月23日 00:48
『紛れも無い事実』の部分は知らなかった~!事実ではないとは思わなかったけど、本当に、そうだったのかな?とは思っていたから。手塚治さんの漫画にもなったとはビックリ! 貴重なインフォメーション、ありがとう! これからも、TB,コメント送ってね!!
2009年03月23日 23:31
おおおおーーー
面白そう!僕は「バンドオブブラザーズ」や「シンドラーのリスト」等を挟みながら色々勉強していますが、ヒトラーは死なないんですよね?目の前に爆弾置いても不発だったり・・・・自分も必ず観に行きます!
2009年03月27日 00:20
mrsピッキーさん♪
こちらこそ、コメントありがとうございます!
私も映画を観ていて「こんなに出来すぎた綺麗なエピソードは脚色だろう」と思っていたんですが、ウィキペディアや、様々なネットを検索してみたら、どうも実話だったようです。
手塚治虫さんの「アドルフに告ぐ」は、小学生のころに読んだときには、あまり意味が解らなかったのですが、高校時代に読んで、面白さにはまりました。あの漫画家はやっぱり天才ですね。
2009年03月27日 00:24
ちょい悪さん♪
そう!「ヒトラーは死なない!」んですよね。まるで、時が来るまで死ねないように、偉大な何かに操られていたような人物ですよね。しかも、自殺したときに死体を焼かせたので、戦後も南米で生存していた!なんていう説もあるくらいですからねぇ。同じ時代に生きていなかったことは、幸運かもしれません。

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