【96.0Kg】 「ゼロの焦点」を観にいきました♪

おはようございます♪

昨日は、とっても寒かったですね~(>0<)!
クマは、一日中、自宅で暖房をつけて、読書三昧な日にしてしまいました。せっかくの休暇なんだから、どこか知らない町でも散歩してみたいと思いつつ、結局2日間を無為に過ごしたなぁ・・・というのが正直な感想。でも、これはこれで、生活に疲れた今のクマにとって、ちょっとした充電になっているのかも知れません。とにかくクマは、いま覇気がないです(涙)。今日は早起き出来たのだし、このブログを更新したら、買ったばかりのジャンパー着込んで外出してみようかなぁ♪

さて、そんな感じで、昨日は特にアクティブな活動をしなかったので、土曜日に観た2本目の映画である「ゼロの焦点」のレビューを書いてしまうことにしますね。

画像


松本清張の生誕100周年記念なんですってね。驚いたのが、あの太宰治も今年生誕100年!同い年ですか!!そうは思えませんでしたから、意外でした。まあ、清張が作家デビューした頃、もう太宰は自殺してしまって、既にこの世にはいなかったので、文学史上の活躍の時代は全くリンクしないんです。同世代だとは思えなくても無理ないよね~~。

余談はこの辺にしておきますが、実は、クマはこの「ゼロの焦点」に関しては、原作を読んだことがありません。「砂の器」とか「点と線」とか、その他、昭和史について綿密に調べた清張の書籍とかは、学生時代にあらかた読んだことがあるんですが、この作品には縁がなかった・・・ってことかしら。
ですから、この映画が原作に忠実な演出なのか、それとも奇抜な新解釈とやらを施したのか、それはわかりません。でも、見ごたえのある作品だったとは思います。

主要なキャストを張った広末涼子、中谷美紀、木村多江の3女優が、それぞれアカデミー賞女優に恥じない名演だったと思いますよ。とくに中谷さんは、なんともいえない貫禄があったなぁ。
この作品は、推理・サスペンス作品というよりは、戦後という時代の影をクローズアップした社会派作品と云えるのでしょう。レトロな雰囲気に浸りながら、映画の世界に入り込んでいきました。

この作品を観るうえで忘れてはならないことがあります。戦後を生き抜くための女性達の過酷な現実と、それに対する世間の偏見が作品を貫く大きなテーマです。そういう状況を作った目に見えない連中への遣る瀬無い怒りを覚えつつ、クマは鑑賞しました。

お恥ずかしい話なんですが、クマは、子供の頃は「戦争」を勇ましいものだと考えていました。
クマの家系のご先祖や親戚が職業軍人の家系で、勇ましく馬にまたがって勲章をつけている写真を身近に見てきたからかもしれませんし、戦争映画に心躍らせたことが多かったからかも知れません。
でも、両親や周囲から、そういう単純な考えはよくないのだという話を折に触れて聞いたり、小学校の高学年になると、たくさんの本も読むようになってから、少しずつ「戦争」の負の部分を理解し始め、自分自身の考え方も、確立されていったのだと思います。

この「ゼロの焦点」での中谷さんや木村さんの役柄は占領軍相手の娼婦であり、その「消せない過去」に悩み、振り回され、2人は自らの人生を破綻させていきます。でも、その「消せない過去」は、彼女たち自身の責任なの??そして、その「消せない過去」を断じて許さず、彼女達を苦しめた「世間」とはなんなの??クマは、この映画を観ながら、そういう疑問をずっと感じていました。確かに、これは奇麗事かもしれません。威張って言うことでは決してありませんが、クマにだって偏見はあるもん。でも、その偏見を恥ずかしいと思うし、無くしたいとだって思います。それでも偏見は消えない。社会的に弱い立場にあって、生きていくために「人様から後ろ指を指される」仕事をするひとを蔑み、たとえ心の中だけであっても軽蔑する風潮は、戦後の混乱期だけの専売特許ではありません。今だってそうです。人の心の中身は何も変わっていない。

だから、この「ゼロの焦点」を「戦後の混乱期の社会の歪み」をテーマとした作品として考えるのは、正しいようで正しくないと思います。この作品は「弱者を生み、それを差別し受け入れない社会」という普遍的な問題に対する「投げかけ」こそがテーマなのだと考えるべきではないのかなぁ?

また、訳のわからない屁理屈をこねくり回して!!(>0<)!クマのたわけ~~!!
・・・と怒られるかもしれませんが、クマはそう思うんです。そういう意味ではこの作品、現代に通じる重いテーマを扱った作品だと思うよ。この作品のラストのクレジット部分で、現代の銀座が映し出されます。これはどういう意図なのか?と考えたとき、クマは「ゼロの焦点」の舞台となる昭和30年代と、現在は、そのまま繋がっているのだということを意図しているように思えました。もしかしたら、演出者の意図はクマの想いとはまったく逆で「今は豊かな時代になりました。あの時代はもう過ぎ去った過去ですよ♪」というものなのかも知れません。さあ、どっちなのかなぁ??


※ 以下の食事・運動・体重報告は、11月22日(日)の分のものです。

【INPUT】(食事)

 ・朝食 なし

 ・昼食(12:00)自宅で
         ・独り鍋
          (タラ切り身、白菜、ニラ、Mさんから貰った昆布)


 ・夕食(21:00)マクドナルドで(読書をしながら)
         ・ビッグマックセット
          (ビッグマック/ポテトM/ホットコーヒー 2杯)



【OUTPUT】(運動)

 ・アイソメトリック・トレーニング 5種 各1分



【 11月22日:96.0Kg(体脂肪率:30.1%) 】



エンディングテーマに、中島みゆきさんの「愛だけを残せ」という曲が流されました。
正直言って、耳障りなくらいに やかましかった! です。
クマは中島みゆきさんの曲、大好きだったんですが、トレンディドラマのテーマ曲になった「浅い眠り」の頃からかなぁ・・・、妙に「怒鳴りまくるだけの歌」が多くなったように思えて、個人的には閉口しています。昔のように、語りかけるような歌を、また歌ってくれるといいのに・・・・。

つま恋!吉田拓郎ファンの友人が観にいったって言っていました。うらやまし~~(><)/と思った!!
クマは、高校時代、吉田拓郎の曲ばっかり聴いていた時期があります。この2人共演はやっぱり凄い!!

吉田拓郎&中島みゆき:永遠の嘘をついてくれ (つま恋2006)(YouTube)

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この記事へのコメント

2009年11月23日 09:18
心がどこか本所にいないクマさん・・こればかりは自分で足を地面に着けるしかありません・・。急がず焦らず・・日々過ごして下さい。

昔は苦手だったんです松本清張・・。戦争を背景にしたもの・・汚職にからんだもの・・どれもギラギラしたものが見え隠れしてましたから・・。
人として年月を重ね、世のさま・・人間の感情をいささか理解できるようになり
・・作品をまた観たり、読んだり・・今は深いなと感じるようになりました。

今回の『ゼロの焦点』・・戦争に翻弄された人々の中の1部分を描いた作品ですが・・。 女優陣が素晴らしかったですね・・。記念映画という事もあり・・意気込みを感じました。 作品としては良い出来ではないかと思います。
最後の銀座のシーン・・私には今は見かけは豊かですが・・生きるのに一生懸命なのはどうですか?と問われているような気がしました。
人それぞれ違う解釈だから映画は楽しいんだと思います。
2009年11月24日 00:44
クマ&クローバーさん♪
コメント感謝です(^0^)!あれれ?クローバーさんも「ゼロの焦点」ご覧になったのですね。確かに清張の作品は、読んだあと、心が暗くなる作品が多いですよねぇ。でも、現実の世界も、そんなもんなんでしょーね。多分。
ラストの解釈、クローバーさんの解釈が正しいような気がしてきました。
2009年11月24日 18:58
クマさんのレビュー、大好き。
理屈くさくなく、非常に分りやすく、クマさんの観たクマさんの感想…そんな感じがして、いつも楽しんでます。
清張は好きで、全部読破したと思っていたけど、何だか、忘れてるな~私。また読もうかな。それとも、こっちがDVDになるのが先か…

中島みゆきは、一番好きな歌手?ミュージシャン?アーティスト?です。
彼女がデビューした時からのファン。大好き。でも、コンサートは行った事がないの。行きたくないの。
この歌も、懐かしい。好きだな~♪
2009年11月25日 21:45
マミーさん♪
ありがとうございます(^0^)!クマのへぼなレビューを褒めていただいて嬉しいです。今後、レビューを書く際にも励みになりますです♪
マミーさんは読書家のような気がしたから、きっと清張は読んでいらっしゃると思っていました。DVD出たら、是非観てくださいね!
中島みゆきさん!クマはリアルタイムで聴く事ができたよりも前の時代の歌が特に好きです。奇麗事を歌わず、心に響く歌詞が良いんですよねぇ、きっと。

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